最近友人に勧められて「ブルーアーカイブ」というゲームを始めたのですが,その中でプレイヤーのアシスタントをしてくれる高性能AI「アロナちゃん」というキャラクターがいます(図1).
いきなりなんの話かと思うかもしれませんが,次第にこう思うようになったわけです.自分にもAIアシスタントが欲しいな...と.AIアシスタントなら既にGoogleアシスタントとかSiriとかAlexaとかCortanaとかいっぱいあるじゃないか,と思うかもしれません.確かにそれらは便利ですが,可愛くもかっこよくもないという致命的な欠陥(?)があります.自分はAIアシスタントと楽しくおしゃべりがしたいんだ...
というわけで作ってみることにしました.現在の開発状況はこんな感じ.
今回実装したキャラクターはハイパー埼玉ギャルの「春日部つむぎ」.マイクに向かって話しかけるとつむぎちゃんが返答してくれます!すごい!(口調とかはまだチューニングが足りてないけど)
モーションとかUIとかをブラッシュアップすれば結構いい感じになるのでは?と思いながら今後も実装していくつもりです.
主な使用技術
- Unity:プログラムや3Dモデルを動かすゲームエンジン.
- UnityEngine.Windows.Speech:Unityに含まれる音声認識ライブラリ.
- ChatGPT API:高性能な自然言語処理モデルを組み込んだチャットAIのAPI.
- VOICEVOX:音声合成ソフトウェア.「春日部つむぎ」の音声モデルも含まれている.
- UniVRM:VRM形式の3DモデルをUnityにインポートするためのライブラリ.
- UniTask:Unityで非同期処理をシンプルに行うためのライブラリ.
- uLipSync:音声データに合わせて3Dモデルを口パクできるライブラリ.
- BreathController:3Dモデルに呼吸動作をさせることができるライブラリ.
主な使用素材
- 3D春日部つむぎハイパー:VRM形式の3Dモデル.(1.5次創作で春日部つむぎ本来の姿ではない)
- lilToon:いい感じのトゥーンシェーダー.UnityのURP環境で使える.
- Unityちゃん:Unity公式で配布されているキャラクター.今回はポーズのみ使用.
- 『VRMお人形遊び』用アニメーションデータ詰め合わせ:モーションデータ.
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